私に恋してくれますか?
お風呂に入って部屋で眠る準備をしていると、
トオルくんが部屋のドアを叩いた。

「今日から、俺の部屋で寝て。」とトオルくんは私を見つめる。

私は真っ赤にになりながら、

「あんまり…覚悟が出来てません。」とうつむくと、

「結構、待ったよ。もう、いいでしょ。
俺に抱かれたくない?」と怒ったように聞くので、

「そうじゃありません」と言うと、私の手を掴んで立ち上がらせた。

真っ直ぐ見つめ合う。

「ピーコが欲しい。」とトオルくんが言ったので

「…一緒に眠りたい。」と返事をしたら、

部屋の電気を消して、私を抱き上げ、

「眠るのは後で…。」とくすんと笑ってトオルくんの部屋のベットに運ばれた。

心臓がドキドキと大きな音を立てる。
私の心臓は大丈夫かな?

そう思いながら脱がされたパジャマの上で
トオルくんの熱い掌が私の身体を滑っていくのを感じていた。


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