冷たい彼と同居生活
「や、やっぱり用事思い出したから帰ろうかな~。あはは~。」
この甘々な空間にいるのはきつい。
桜井くんも杏里と2人がいいだろうし帰ろっと。
「何言ってんの!ことねの誕生日だから焼肉おごってあげようと思ったのに!」
「あ、ありがとう。また今度!桜井くん!杏里のことよろしく!!」
私は来た道を戻って家に入った。
せっかく着替えたんだけどな。
まぁ仕方ない。1人だけ浮いてちゃ悲しいもんだ。