愛のカタチ

結局…

私の貯金を崩し、更には私名義で銀行からお金を借りたりして、とりあえず優希のサラ金を返済させた。

銀行の方が利息も安かったし、とにかく生活を安定させたかった。


昼の仕事と同時に、夜も働くことにした。

友達の紹介のラウンジで、とにかく片手間で働くには、ナイトワークしかなかったから。

もちろん、優希は反対したけど、

「とにかく借金を返したい」

その一言だけ告げて、私は必死で働いた。


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