愛のカタチ

着いたのは、小さな小さなbar。

「私の知り合いがね、…あっ、ゲイのお姉なんだけど、独立して、お店を出したのよ。
良かったら、付き合って欲しいな?」

と、もちろん明日の休みを確認した上で…なんだけど。


つまりは…

「ゲイbarってことですか?」

ちょっとビビっている私を見て、少し笑って、
「ミックスbarよ」

と、ミックスbarについて説明をした。



要するに、ゲイもオナベも…とにかく性の壁がない、性別フリーのお店なんだとか。


「大丈夫。ママさんが良い人だから。」

と。
とにかくオープンのお祝いに行きたいとのことだった。

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