花火大会とジェノベーゼ
今日は私の家に来ている。両親が熱海旅行に行ったために家には二人だけ。でも期待はしない。
もうこんなシチュエーションはなんども経験してるからだ。
さもこれで楽しめと言わんばかりに置いてあったかき氷器を、やってみようじゃないかと話になり、二人でごりごりとかき氷器を回している。
「おいこれほんとに削れてんのか?」
「削れてる削れてる。なんか塊でかいけど。」
ごーりごーりという音が響く。
「…なんか喋ろうよ。」
「いや今俺削るので必死だから。」
真剣な顔つきでかき氷器を回す玲央。
かき氷ができるまで暇なので玲央を眺め回すことにした。
友人に一目惚れしたと報告しても信じてもらえなかったほどのフツメン。目の下にクマが出来てる。身長180cm弱のそこそこのスタイルの良さ。半袖のシャツから伸びる小麦色の腕。
他の人からみたら普通の男の人だと思うけれど、私からしたら特別格好いい男の人なのだ。
その格好良さは今日も衰えていない。
思わずんふふとニヤけてしまった。
「なに人の顔みて笑ってんだよ、気持ち悪い。ほら、出来たぞ。」
もうこんなシチュエーションはなんども経験してるからだ。
さもこれで楽しめと言わんばかりに置いてあったかき氷器を、やってみようじゃないかと話になり、二人でごりごりとかき氷器を回している。
「おいこれほんとに削れてんのか?」
「削れてる削れてる。なんか塊でかいけど。」
ごーりごーりという音が響く。
「…なんか喋ろうよ。」
「いや今俺削るので必死だから。」
真剣な顔つきでかき氷器を回す玲央。
かき氷ができるまで暇なので玲央を眺め回すことにした。
友人に一目惚れしたと報告しても信じてもらえなかったほどのフツメン。目の下にクマが出来てる。身長180cm弱のそこそこのスタイルの良さ。半袖のシャツから伸びる小麦色の腕。
他の人からみたら普通の男の人だと思うけれど、私からしたら特別格好いい男の人なのだ。
その格好良さは今日も衰えていない。
思わずんふふとニヤけてしまった。
「なに人の顔みて笑ってんだよ、気持ち悪い。ほら、出来たぞ。」