強引専務の甘い手ほどき
ルピナス特製、紺野さんが作ってくれた、
本店限定のシュークリームで作られた背よりも高いタワーが運ばれてくる。
嬉しい。
紺野さんがタワーの横で微笑んでいる。
「紺野さんありがとうございます。」と挨拶し、
ケーキならぬ、シュークリーム入刀だけど、
みんなに祝福され、
ファーストバイトの儀式が行われる。
先に私にキサラギさんがシュークリームをフォークで食べさせ、
私がキサラギさんのためにフォークでシュークリームを差し出すと、
キサラギさんはちょっと嫌な顔を見せてから、グイッと私を引き寄せ、
「俺はこっちにしとく。」
と私の唇にくちづけをした。
大きな歓声と拍手、冷やかす口笛の中
キサラギさんは
「カエデはバニラの香りがする。」
と私をぎゅっと抱きしめ、もう一度、深くくちづけををした。
〜fin〜
本店限定のシュークリームで作られた背よりも高いタワーが運ばれてくる。
嬉しい。
紺野さんがタワーの横で微笑んでいる。
「紺野さんありがとうございます。」と挨拶し、
ケーキならぬ、シュークリーム入刀だけど、
みんなに祝福され、
ファーストバイトの儀式が行われる。
先に私にキサラギさんがシュークリームをフォークで食べさせ、
私がキサラギさんのためにフォークでシュークリームを差し出すと、
キサラギさんはちょっと嫌な顔を見せてから、グイッと私を引き寄せ、
「俺はこっちにしとく。」
と私の唇にくちづけをした。
大きな歓声と拍手、冷やかす口笛の中
キサラギさんは
「カエデはバニラの香りがする。」
と私をぎゅっと抱きしめ、もう一度、深くくちづけををした。
〜fin〜