強引専務の甘い手ほどき
キサラギが結婚して、子供が生まれたら、
俺の親もうるさく結婚しろと言うようになった。
見合いも勧めてくる

やれやれ。

俺はレイ以外のオンナと一緒になるつもりはなかったから、
ラチのあかないレイはほって置いて、
ケントから口説くことにした。

土曜日。レイと抱き合って別れた後、
買い物をして、レイの部屋を訪ねる。

驚くレイは放っておいて、
「ハンバーグ作ろうかなって思って。」とケントの顔を覗くと、
「ハンバーグ食べる!」と大声で俺を迎えてくれる。
レイの作るハンバーグより俺の作るヤツの方が数段美味いと
ケントもこの3年で学習している。

胃袋を掴む作戦は成功しているって感じかな。





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