強引専務の甘い手ほどき
第5章。
29歳になったら。
10月の終わり。私は29歳になった。
誕生日当日は
キサラギさんは前に泊まった背の高いホテルで、
和食の店を予約してくれ、そのまま、同じ部屋に泊まった。
「この部屋は俺たちが始まった場所だからね。
記念日には泊まるようにしよう。」
とキサラギさんは微笑んで、食事の前に部屋に入り、
シックなレンガ色のドレスとお揃いの色の靴とちいさなバッグ。あと、シンプルな一粒ダイヤのネックレス(かなり大粒。)をプレゼントしてくれた。
どちらもかなり高額そうだったけど、
ドレスに着替えた私に
「カエデ、外さないでね。」
とネックレスはキサラギさんが首につけてくれたので、
私の手ではもう、外せないかな。
明らかに事務職のオンナノコのお給料では買えないシロモノなので、
周囲には特別なプレゼントだとおもわれるだろう。
(キサラギさんにとっては特別かどうかわからないけど…)
翌日私は年休をもらい、
キサラギさんは午後から仕事に出かける事になっていたので、
ゆっくり抱き合って、朝寝坊をし、
バスローブのまま部屋でブランチを楽しみ、
また、抱き合ってから、キサラギさんは仕事に出かけた。
私はのんびりウィンドウショッピングを楽しんでから
大学時代の友人が開いてくれる誕生日会に出かけることにする。
誕生日当日は
キサラギさんは前に泊まった背の高いホテルで、
和食の店を予約してくれ、そのまま、同じ部屋に泊まった。
「この部屋は俺たちが始まった場所だからね。
記念日には泊まるようにしよう。」
とキサラギさんは微笑んで、食事の前に部屋に入り、
シックなレンガ色のドレスとお揃いの色の靴とちいさなバッグ。あと、シンプルな一粒ダイヤのネックレス(かなり大粒。)をプレゼントしてくれた。
どちらもかなり高額そうだったけど、
ドレスに着替えた私に
「カエデ、外さないでね。」
とネックレスはキサラギさんが首につけてくれたので、
私の手ではもう、外せないかな。
明らかに事務職のオンナノコのお給料では買えないシロモノなので、
周囲には特別なプレゼントだとおもわれるだろう。
(キサラギさんにとっては特別かどうかわからないけど…)
翌日私は年休をもらい、
キサラギさんは午後から仕事に出かける事になっていたので、
ゆっくり抱き合って、朝寝坊をし、
バスローブのまま部屋でブランチを楽しみ、
また、抱き合ってから、キサラギさんは仕事に出かけた。
私はのんびりウィンドウショッピングを楽しんでから
大学時代の友人が開いてくれる誕生日会に出かけることにする。