強引専務の甘い手ほどき
吉野さんに案内され、ロッカーに荷物を入れ、
3センチヒールを5センチヒールに履き直す。
(だって、上野さんも、5センチヒールで、
吉野さんにいたってはさらに高いヒールだったし。)
「西島さんが来てくれて嬉しいです。
年が近い人ってここにいなかったから。
わからない事があったら、聞いてくださいね。
秘書室は第1と、第2に分かれていますけど、
第1が社長と専務の秘書と取りまとめの私達。
第2は他の役員専属の秘書がいます。
まあ、部屋が分かれているだけって感じでしょうか。
それぞれの役員に秘書は付いてそれぞれの仕事をしているので、
全員で顔を合わせるのは朝のミーティングだけかな。
取りまとめの私達は各秘書と連絡を取り合っているけど、
まあ、西島さんにはあんまり関係ないかな。
挨拶だけはしておいてください。
でも…
西島さんって綺麗ですね。
スタイルが良くてスーツが似合うし、背も高いし。羨ましいです。
あと、美鈴って呼んでください。カエデさん。でいいですか?」
とニコニコする。可愛い人だ。
でも、秘書課に配属されているなんてきっと、優秀なんだろうな。
「えっと、美鈴さんこそ可愛くて、綺麗ですよ。
私は背があるだけです。」と言うと、
「専務のアシスタントって羨ましいなあ。
かっこいいんですよ。専務。
でも、ちょっと、怖いかなあ。
私はもうちょっと、優しい人がいいな。」
と後ろを歩きながらつぶやいているので、
「怖いんですか?専務って?」と振り返って聞くと
「誰が怖いんだ?」
と機嫌の悪い声。
3センチヒールを5センチヒールに履き直す。
(だって、上野さんも、5センチヒールで、
吉野さんにいたってはさらに高いヒールだったし。)
「西島さんが来てくれて嬉しいです。
年が近い人ってここにいなかったから。
わからない事があったら、聞いてくださいね。
秘書室は第1と、第2に分かれていますけど、
第1が社長と専務の秘書と取りまとめの私達。
第2は他の役員専属の秘書がいます。
まあ、部屋が分かれているだけって感じでしょうか。
それぞれの役員に秘書は付いてそれぞれの仕事をしているので、
全員で顔を合わせるのは朝のミーティングだけかな。
取りまとめの私達は各秘書と連絡を取り合っているけど、
まあ、西島さんにはあんまり関係ないかな。
挨拶だけはしておいてください。
でも…
西島さんって綺麗ですね。
スタイルが良くてスーツが似合うし、背も高いし。羨ましいです。
あと、美鈴って呼んでください。カエデさん。でいいですか?」
とニコニコする。可愛い人だ。
でも、秘書課に配属されているなんてきっと、優秀なんだろうな。
「えっと、美鈴さんこそ可愛くて、綺麗ですよ。
私は背があるだけです。」と言うと、
「専務のアシスタントって羨ましいなあ。
かっこいいんですよ。専務。
でも、ちょっと、怖いかなあ。
私はもうちょっと、優しい人がいいな。」
と後ろを歩きながらつぶやいているので、
「怖いんですか?専務って?」と振り返って聞くと
「誰が怖いんだ?」
と機嫌の悪い声。