闇の中に咲くランの花 Ⅱ
パタン
よしっ!片付け終了!
そういえば…海で会った時……なんであんな風に関わってきたんだ?可笑しくないか?
嫌いな奴に会ったら普通嫌な顔するだろ?それに…海だって抱きついたりしないはず…
わけわかんなくなってきたな……
蘭「あぁああ!考えるのやめろっての!」
もしかしたら私のことは嫌いじゃないかもって……思っちゃうじゃん……私のこと、嫌いに決まってる…だってあんなこと言ってたなんて……
ツー
蘭「あ、あれ?」
な、なんで泣いてるの?
気が付けば頬には涙が流れていた。
まぁそうだよな……仲間だと思ってた奴らに愚痴言われたこと思い出せば……。
結局私はあの日から何も変わってない…逃げてばかりだ…。
蘭「…もう寝よう」
パソコン取りに行ったあとにお見舞い行くか…そしてサヨナラしよ……