闇の中に咲くランの花 Ⅱ
男1「ねぇ君、どいてくれない?とどめさせないじゃん」
そんなことを考えていると、一人の男が僕に向かってそう言ってきた
奏「お前たちが楓を?」
男2「楓?………あぁ!ソイツの名前だね?そうだよ?てか、そんな怒りに満ちた目で見ないでよ。まだ死んでないだけイイじゃん!」
奏「なんで?なんで楓にこんなことしたの!」
男3「そこの男が先にケンカ売ってきたんだよ!」
楓がケンカを売るなんて…僕とケンカしたから?ムシャクシャしてたから、喧嘩売ったの?
僕のせい?
男1「まぁどうでもいいけど…どいてくれる?それとも君も同じ目に合う?」
奏「イヤだ!楓も見捨てない!」
男2「知ってるかい?世の中捨てないといけない物だってあるんだよ?自分の命か…彼の命…どうする?」
奏「そんなの両方に決っt「だから一つだけだって言ってんだろ!」」