無愛想天使
「仕方がないなぁ…ほらお父さん!機嫌なおして選ばないとお店閉まっちゃうよ?」

「…お…父さ…ん?」

「レッスン以外では、そう呼んでって…」

そう言いかけた私の顔の目の前に先生の顔が…

近すぎて目しか見えない。

その唯一、見えている目も力の限り見開いているらしく怖い。



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