彼女の彼氏が決まるまで

熱も下がり、気持ちの良い天気になった。







ガラガラ。





窓を開けて大きく深呼吸すると、とても気分が良かった。







「おはよ。」





「あ、まさやん起こしちゃった?」





「うん。というか、寝れなかった。」



そう言って笑う塚原の顔を見て、申し訳なさでいっぱいだった。







「ごめん、まさやん。もう本当に大丈夫だからさ、そろそろ自分の家に帰りなよ。こんなのバレたらさ、ホントにクビになっちゃうよ?」









< 109 / 420 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop