彼女の彼氏が決まるまで
瞬は夏音に近づいた。
「塚原先生が本居の手引っ張って出てった時、見てて正直悔しかったし、妬いた。バカなんじゃないかって。あんなんバレたら普通にクビだろ?でもそれが普通に出来るってどんだけだよって。でも、俺がそんくらいすべきだったってあとから気づかされたよ。だから、今日は一回別れてもう一度1からやり直したかった。本当につらい思いばかりさせて、ごめんな。ただ俺の気持ちは全く変わらないから。本居以外じゃダメなんだ。俺と一緒にいてほしい。本居の気持ち次第だけど・・・・・。」