彼女の彼氏が決まるまで
不安
瞬が呼んだため、夏音は慌てて机の下に隠れると、両手をあわせてみあに謝り他の人たちからの目避けるように後ろのドアにむかった。
クラスの子たちの視線を痛く感じながらも、シーッと口に手をやり外に出たが、
「いた。」
瞬は夏音を見つけて、手を引いて走った。
「そこの2人‼廊下は走んなよー!」
廊下を通る塚原が声をかけながら2人の後ろ姿を見つめた。
塚原はやっと瞬が吹っ切れたかと笑いながら。
ーー 屋上。ーーーーー
瞬はサラッと鍵を開けると、屋上に出て鍵を閉めた。