彼女の彼氏が決まるまで
塚原は手伝いながら、言う。
「そうだけど。」
夏音はいすに座り、塚原を見た。
「大丈夫、何かあったら俺もいるし。一応、先生だから。」
ーー 翌日。ーーーーー
塚原に言われたものの、夏音は不安な気持ちで高校へと向かった。
「おはよー。」
みあはいつものように声をかける。
「おはよー。皆の様子はどう?」
こっそり夏音が聞くと、
「うーん、どうかな?まだ来たばかりでクラスの子たちはよくわかんないけど、さっき廊下では彼女なんじゃないかって噂になってたよ。」