彼女の彼氏が決まるまで
第3章 友だちと文化祭

みあ


ーー 職員室。ーーー



塚原は副校長に呼び止められた。






「塚原先生。ちょっといいですか?先生のクラスの本居なんだが・・・」





「本居が何か?」




持っていた教材を机に置き、副校長の方にむき直す。





副校長は夏音が授業に遅れたこと、嘘をついたこと、そして授業を飛び出していったことを塚原に話し、塚原は教頭にすみませんと頭を下げ、しっかり話をしておくと伝えた。






瞬に何かがあったのかと思い、瞬を見に行ったが特に変わった様子もなく心配になりながら、次の授業へと向かった。









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