彼女の彼氏が決まるまで
夏音を見つめた。
「ここじゃ他の人に聞かれちゃうかもだから、今日、いや、近いうちにでもいいからサッカー終わりで遅くなってもいいから、家に来てくれないかな?忙しいってわかってるんだけど・・・どうしても話したいことが・・」
「今日行く!だから、そんな顔すんなって。俺が忙しいとか気にしなくていいから。どうしてもなんて言わなくても学校で話しかけてきた時点で、伝わってるから。」
そう言って、夏音の頭を優しく撫でた。
「行くから、待ってて。」
瞬はそう言い、友だちのところに戻っていった。