彼女の彼氏が決まるまで
周りの皆が見ている中、瞬は夏音を手を引いて歩いた。
「はい!どーぞ。」
「お邪魔します。」
夏音と瞬は家に着き、瞬はキッチンの椅子に座った。
「ごめんねー、買い物まで付き合わせちゃって。ご飯作りながら話すけど、みあがずっと来てないんだ。体調不良だって周りは言ってたけど、連絡もつかないしどうしようかと思ってる。」
「いつ頃からなの?」
「もう一週間以上前からだよ。おかしいと思わない?」
手を止めて瞬を見た。
「塚原に任してみたら?」