彼女の彼氏が決まるまで

「まさやんは・・・それより、この一週間くらい・・・朝練の時、見かけたりしてないかな?下駄箱は校庭側だし、見かけた子とかいないかな?」





「塚原は巻き込みたくないか。俺は見てないけど、俺より早くから来て練習してる奴いるから聞いてみるよ。」





「うん。お願い。」



夏音は料理をしながら返事をした。
瞬は心の中で恐れていた。また夏音が無茶をするのではないかと。







「ただいま!あれ?中川来てたのか?」





「お邪魔してます、お父様。」





「はぁ?喧嘩売ってる?」




瞬と塚原の間に夏音は割って入る。









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