彼女の彼氏が決まるまで
「そっか。そうだよな・・・。ただ今日、本居にしばらくサボりたいって言われてさ、笹木も長いこと休んでるし何かあったのかと気になって。」
瞬は塚原に言うか迷っていた。
考え込む瞬に塚原は続けた。
「まぁ、本居のことだからサボる理由があるんだろうけどさ、危ないことだけはしないといいんだけど。」
「何かしようとしているなら、それはどうかな?あいつそういう奴だから。無茶しすぎちゃう奴だからさ。」
瞬はそう言い、塚原に背を向けてさっていった。
瞬は無茶をしようとしていることに気づいた。