彼女の彼氏が決まるまで



一方、補習室。




夏音のメールを見た羽月は、ノリノリで補習を行っていた。







「終わった!」




「シー!!」




先生に照れながら頭を下げて、羽月は補習室を出た。










そこに、瞬を見つけ駆け寄った。





「本居の友だち?」



「今日は、補習で行けなくてごめんね。でも、チケットありがと。悠くんにも伝えといて。」




羽月にうんと返事はしたものの、チケット以外の話が気になり、羽月を引き止めた。






< 17 / 420 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop