彼女の彼氏が決まるまで

「本・・居って。そろそろ・・・名前で呼ん・・」




そこで夏音は頭痛がして、黙った。
入院をと医者に言われたが、夏音が病院でじっとしていられるわけもなく手術等が無ければ家でと瞬は掛け合ってくれた。







「絶対安静の看護士付きで」




と約束で今日のところはとの答えだった。
骨折に内出血と大怪我だったので、何が起きてもおかしくなかった。





無理に動いたことで高熱が出ていた。







「か・・・夏音?ごめん。塚原に黙っとけなかった。」





「中川、笹木が教えてくれたんだよ。学校にいたことも何か様子が変だってことも。」









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