彼女の彼氏が決まるまで
「あれ?本居?」
「小久保?久しぶり!元気してる?」
中3の時に同じクラスだった夕輝にバッタリとあった。
「あぁ。今時間ある?あったら、久々に話そう。」
そう言い、近くのカフェを指差した。
夏音は特にする事もなかったので、OKをした。
カフェに入るなり夕輝は、
「あの時は悪かった。俺のせいで本居・・・行きたい高校に・・・・。」
頭を下げた。
「気にしないで。私は今の学校に行ったから、会えた大切な人たちがいる。後悔はしてないよ。それより、音楽は?」