彼女の彼氏が決まるまで

「相手役、塚原先生だってよ!皆、大賛成だったらしい。」





「はぁ?!何で?クラスの劇でしょ?生徒じゃなく先生がどうして?」





「だって、このクラスの人気No.1男じゃん。てか、この学校でも瞬くんの次に人気だし、先生の中ではダントツトップだよ?」




夏音は頭を抱えた。
すっかり夏音は忘れていたが、塚原は男女問わず何かとモテるのだった。





ーー 家。ーーーーー




夏音は夕飯の支度を終わらせ、洗濯物を畳んでいると塚原が帰ってきた。







「ただいま。」





「おかえりー!てか、何で劇の相手役OKしちゃったわけ?」









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