彼女の彼氏が決まるまで
塚原と瞬は同時に挨拶した。
「何で・・・瞬がいるの?」
「明日明後日学校休みだから、ここに泊まるって。」
「ちょっ!何?どーゆーこと?」
夏音は話についていけなかった。
「劇、かなりあちこちで噂になってるよ。あの本居がまたイケメンを!って。」
「はい?!・・・ま、また?何?イケメン?」
「中川瞬と塚原将志この学校のトップ2を物に‼だって。」
瞬の言葉に夏音はめまいがした。
「俺が同じクラスだったらなーって思ったよ。」
夏音は手を洗って、椅子に座った。