彼女の彼氏が決まるまで
「何言ってんの?そっちだってすんごい噂になってるよ?」
「まぁまぁ。ご飯にしよう。」
塚原は料理を並べて自分も席についた。
「いただきます!」
食べ始めて塚原が箸を置いた。
「中川。俺、本気でやるから。」
「あぁ。そういうだろうと思ったよ。」
夏音はあえて2人にはふれずに、黙々と箸を進めた。
そして、改めて瞬と塚原の人気を受け入れざるおえなかった。
塚原はリビングにいつも布団をひいて寝ていたが、瞬の寝る場所は・・・となった。
ソファーに寝かすわけにもいかず、だからといって夏音の部屋にどちらかが寝ることも出来ない。