彼女の彼氏が決まるまで

「私の部屋に2人で寝る?私はまさやんの布団でこっちで寝るから。」




提案を聞き、2人はガッカリの顔をした。





「夏音。俺のことは気にしなくていいから、劇見に行くから本気でやって。夏音の歌は俺も好きだから。」





「ありがと。」






塚原と瞬を部屋に見送って、リビングのソファーに座りテレビを見ていた。
夏音は高校に入ってからの事を思い返した。
まだ一年もなっていないのに、色々なことがあった。
きっとこれからも色々な事があるだろう。そんな予感がしていた。そんな事を考えどのくらいたっただろう。





「あれ?まだ起きてた?」









< 214 / 420 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop