彼女の彼氏が決まるまで
「うん。瞬こそまだ起きてたの?」
「あぁ。こっちも寝れなくて。」
「座る?」
夏音はソファーの隣を指差し、瞬はソファーに座った。
「明日どっか行く?全然デートらしいデートしてないし、たまにはさ2人で。文化祭準備で忙しくなる前に。」
「うん。どこ行く?」
夏音は瞬の肩に頭を置いてテレビをみつめた。
瞬は夏音の頭に自分の頭をくっつけ、
「水族館でも行く?」
と聞きテレビを見る。
「うん。・・ところで、何で急に泊まるなんて?」