彼女の彼氏が決まるまで
文化祭当日
ーーー 水族館。ーーーーー
結局、塚原が２人を水族館まで送り何かあったら連絡をと２人に伝えた。
「なんか逆にあいつに悪いことしちゃったな。」
「まさやんはそういう人だから。なんだかんだ言って、いつも優しいんだよね。」
「悔しいけど、ﾎﾝﾄいいやつだよ。」
不思議と塚原の話で盛り上がった。
そして、夏音は瞬の手を握った。
「ﾃﾞｰﾄでしょ？」
「あぁ！」
水族館では、お互いにいつもと違う姿をみられた。
ｸﾗｹﾞをじっとみる夏音。
好きな魚を必死に水槽から選ぶ瞬。
まだまだ知らないことだらけの２人だった。
