彼女の彼氏が決まるまで
2人は花火を見てから、下へとおりた。
「一緒に帰るか?明日サッカーとかある?なければ、遅いし泊まってけよ。」
塚原は言う。
「ない。けど、ここ学校だかんな?誰もいないからいいけど。」
「この人そういう人だから。帰ってから夕飯作ろうか?2人で待ってられるなら。」
塚原の車の後ろに乗り込んだ。
文化祭も終わり、学校は静まり返っていた。
2人はソファーに座ってゲームをしながら、話も盛り上がっていた。
夏音はそんな2人を見ながら、夕飯を作った。
ありあわせのものなので、サラダと丼ものだ。