彼女の彼氏が決まるまで

「本気だよ。本居は考えなしには言わない。」





「夏音?」





「これがこないだの答えだから。遅くなってごめん。私とまさやんはこの生活のままだから、瞬は来たい時に来てもいいし、一緒にでもいい。こないだは、はぐらかしてごめんね。すぐに返事が出来なかった。」





「それで塚原はいいのかよ・・・。」




瞬が塚原を見ると、塚原は笑って頷いた。







「ばっかだなー。やっぱバカだわ。」





「そういう人でしょ。」




夏音は笑った。
そして、いたずらっぽく言う。





「どっちか一緒に寝る?」









< 237 / 420 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop