彼女の彼氏が決まるまで
そして、3人で笑いあった。
結局、塚原と瞬はリビングで眠った。
ーーー 10月。ーーーーー
連休を使い、新居へと引っ越した。
「こんなとこに引っ越して、お金大丈夫なの?」
「社会人なめんな!」
塚原はそう言って、夏音に笑いかけた。
「部屋多っ‼」
羽月の言葉に、
「私の部屋に、まさやんの部屋、瞬の部屋になるかもしれない部屋にゲストルームがあってのリビングキッチンなんだって。まさやんにとって皆が大事なんだそうだ。」
夏音は呆れ顔で笑った。