彼女の彼氏が決まるまで

瞬のファンの隙間から抜け出し、悠は一足先に羽月たちの所に来た。







「お待たせ!ね!これがサッカーしてるときの瞬だよ。」




悠は瞬の方を見て笑った。








「瞬ー!先にあっち行ってるね!」





ファンの間から、瞬はすまなそうな顔をして手を合わせて頷いた。










公園前。




「あっちでわかるの?」




羽月が聞くと、





「いっつもあぁだから、今日は最初から待ち合わせる予定だったし、ここって話してたんだ。」




悠は言った。









< 27 / 420 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop