彼女の彼氏が決まるまで
家に戻り玄関で靴を脱いでいると、玄関のドアが開き塚原が帰ってきた。
「ど、どこ行ってたの?」
「コンビニ。本居は・・・光石と?」
「あ・・・うん。見てたんだ。ただいま。眠いから寝るねー。」
手を洗い、部屋に入った。
「なぁ、本居。最近なんかおかしくない?」
扉の前で塚原が聞く。
「疲れてるからじゃない?何も変わらないよ?あ、あと言うの忘れてたけど、しばらくの間バイト掛け持ちになって本当に忙しくなるから、夜会えない時間増えるかも。帰って来なくても心配しないで。おやすみなさい。」