彼女の彼氏が決まるまで
しばらく戻ってこなかった夏音を心配して、塚原が声をかける。
「はい、すみません。」
落ち込んだ気分のまま席につくと、渉の出番になった。
亜美やみあと一緒に応援する。みあたちの話を聞き、学校選抜に渉も出ることに気付いた。
「マジか!!」
夏音が言うと、
「どうした?」
みあたちがこちらを向く。
説明をすると、
「アハハハハ!ウケる!勘違いでも楽しみになってきたー。」
亜美が大爆笑。
みあは心配そうな顔をし、亜美が出番で離れると、
「学校選抜、塚原先生もだよね?」