彼女の彼氏が決まるまで
今年も満員御礼だった。
「羽月ちゃん!久しぶり!」
「みあちゃん!みあちゃんのナレーションも最高だったよ。」
羽月とみあは盛り上がる。
夏音は塚原の所に向かった。
「お疲れ様です。」
「あぁ。」
夏音はお茶を差し出す。
「ありがと。お前らやっぱお似合いだな。」
「こんな所でヤキモチですか?皆見てないからいいけど。」
夏音も自分のお茶を飲みながら笑う。
「ただ単純に羨ましいと思ってな。」
「うん・・・次の公演行くよ。」