彼女の彼氏が決まるまで
夏音は昼前には着くみたいだけど、今日は皆で出てきてと頼んだ。なんだかんだリッチな学校で、2人1部屋でみあと一緒になった。
「何かあったの?」
「ううん。バイトばっかだったから、疲れちゃってて。残念なんだけど、明日まで遊べなかったら困るからさ。大事をとって。」
夏音は笑ってみあを送り出した後、ベッドに横になった。
「頭痛ーい・・・。」
こんな時に風邪だなんてついてない。
熱もありそうだし・・・最悪だ。
夏音は飲み物を買いに外に出た。
目の前に自販機があり、助かった。