彼女の彼氏が決まるまで
「これ、シーグラス・・綺麗。」
しゃがんで眺める夏音に、
「喜んで貰えてよかった。」
塚原は微笑む。
「今度は、まさやんの地元巡りに来よう。」
そのシーグラスを塚原に手渡した。
この高校に来て良かった!改めて夏音は感じた。
塚原に出会い、大切な友だちが出来て、高校生活が充実していった。
「まさやん、ありがと。そろそろ戻らなきゃ。」
来た道を2人は戻った。
部屋に戻りみあにお礼をしたあと、皆と合流した。
「これからもこのまま仲良くしていたいね。高校卒業しても・・・ずっと。」
夏音の言葉に皆、うなづいた。