彼女の彼氏が決まるまで

夏音がお手洗いから出てくると、待ち合わせた場所はたまたま信号待ち等で混雑していた。





「まさやーん。」




塚原を呼んだ。















「痛っ。」



夏音が転び、汚れを払いながら立ち上がると、




「大丈夫か?姉ちゃん。俺らと飲みに行こうぜ~。な?」




サラリーマン風のおじさんたちが絡んで来て、手を掴まれそれを振り払うと、なんだよとおじさんたちは怒り夏音は突き飛ばされ、道路へと飛びだしてしまった。









あたし・・・もう・・駄目だ。









< 336 / 420 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop