彼女の彼氏が決まるまで

車が近くまで来ていた。
夏音は恐怖からギュッと目を閉じた。






























キキーッ!!ドン!!




周りの人たちの悲鳴と、夏音を呼んだ3つの声が聞こえていた。







「おい‼‼本居‼本居‼」




目を開けると、目の前に動揺する悠の姿があった。
夏音は誰かに引っ張られあちこちの擦り傷で、すんでいた。







「痛っ・・・・瞬と・・まさやんは?!」




起き上がり、足を引きずりながらあちこち見渡すと倒れた瞬と塚原の姿を見つけ慌てて駆け寄った。







「しゅ・・まさ・・いや・・・」









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