彼女の彼氏が決まるまで
「行くよ、瞬に会いたいから。でも、あの場所にはいないよね。きっとどこかで生きてるんだもん。」
「そうだな。」
2人は出かけた。
「まさやん、ごめん。本当は・・・」
「俺も・・ごめん。」
2人は入り口でお互いに謝った。
「え?」
夏音が首を傾げると、
「俺・・・時間があるたびに来てた。」
塚原は夏音を見た。
「まさやんも・・?」
「も?ってことは、かのんも?」
「うん。どうしたらいいかわからなくて。ここに来てもねー・・・会えないってわかってて・・。けど。」