彼女の彼氏が決まるまで
「サッカー選手になれるくらいの実力がある人たちだから、保育じゃもったいないって言い聞かせてんだって言ってたよ。」
「そうなんですねー。特技があるってうらやましいですよね。特技があるなら活かさないとですもんね!」
夏音は笑い、ふと悠を思い出した。
ずっと続けていて、それを考えるととても凄いことなのだと感心していた。
クリスマス会当日。
夏音はクリスマスに纏(マツ)わる紙芝居を読み聞かせ、その後ゲームを行っていた。
「メリークリスマース♪」