彼女の彼氏が決まるまで
それ以上、夏音は何も言えなかった。
ーーー 1月。ーーーーー
年が明けた。
年末年始の休み中、塚原と夏音は皆を呼んでワイワイと過ごした。
そして、また1年が始まる。
「今日から午後にバイトの新しい人が入るので、本居先生色々と教えてあげて下さいね。」
「はい。」
どんな人が入ってくるのだろう?
夏音は楽しみにしていた。
小さな園で、常に2人体制を取っている。
気の合う方だといいなと夏音は思った。
「せんせーこれ読んでー。」
「いいよ。」