彼女の彼氏が決まるまで
「ねーねー今日のおやつ何?」
「ひみつー!お昼寝したら教えるね。」
「えー!」
子どもたちの笑い声が響く。
トントン!
皆の午睡中。
「今日からここで働かせていただきます。神山奏(カミヤマ ソウ)です。よろしくお願いします!」
「本居夏音です、よろしくお願いします。どうぞ。」
夏音は神山を入れ、
「こないだのクリスマスの。」
「はい。その節は、お世話になりました。」
「こちらこそありがとうございました。」
本当に働き始めるとは・・・夏音は思った。