彼女の彼氏が決まるまで
「おはよ。」
奏はリビングのソファーに座っていた。
こうして見ると、ますます瞬に似ていると感じる夏音だった。
奏も夏音も休みの日。
2人はお互いに、心の中でどうしたものかと考えていた。
夏音はお風呂に入り、部屋に戻った。
部屋でテレビをつけてボーッとしていると、
「夏音、ちょっと付き合ってもらってもいいかな?」
ドアの外で奏が話しかける。
「いい・・・けど。」
夏音は返事をして準備をし、部屋を出ると玄関のチャイムの音が鳴った。
「はーい。あー久しぶり。どーしたの?」