彼女の彼氏が決まるまで
本性
「何で・・・。」
「だって、正義感強くて単純でしょ?悠があいつと・・・小久保と仲がいいって言うから、昨日紹介してもらって話聞いたよ。何かない?俺に出来ること。」
瞬からこんなことを言われるとは夏音も思わなかった。
「こんなことを聞くと笑われるかも知れないけど、知り合いに記者さんとかいないよね?」
夏音は笑った。
「実は俺の兄貴・・・カメラマン。」
「嘘ー!え?ホント?」
夏音の反応に笑いながら、瞬は頷いた。