彼女の彼氏が決まるまで

「そのまんまの意味ですけど、何か?」




ため息まじりに夏音は言い、棚に腰掛けた。
その目の前に立ち、睨みつけながら質問をする。





「進路・・・変える気がないんだな!」





「あーはい!変えるわけないでしょう。」




笑った瞬間、夏音は顔を思いっきり殴られた。





「痛っ!」




夏音が睨みつけ返すと、





「何だ?その目は!」




2発、3発と殴られる。







2時間目終わりのチャイムが鳴る頃、









< 55 / 420 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop