彼女の彼氏が決まるまで

ということもあり、女子生徒からの評判もよく、塚原のことを好きな子も多数いる。







「何してるんですか?!正気ですか?誰かに見られてたら、問題になりますよ?」





「構わない。病院行くぞ!」



怖いもの知らずなのか何なのか、強引にも程がある。
でも、今まで知り合った先生の中で一番まともで一番頼りになるのもまた塚原なのかもしれないと夏音は思った。









―― タクシーの中。―――――――



変な感じだ。
見慣れた雰囲気の街。見慣れた雰囲気の場所のはずなのに、落ち着かない。
お互いに何かを言い出せずにいた。









< 87 / 420 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop