マーメイド
「今から色々決めて
掃除があるんだけど…
とりあえず皆席つけよー」
先生の言葉で皆が
それぞれ席につく
「おぃ、向井ケンジ
お前席そこじゃねーだろ」
『僕怪我してて不自由
なんで入り口近いとこが
いいんで変わってもらいました〜』
さらりと言って
足を見せた
そおいえば
松葉杖ついてるし
なんか事故でもしたのかな
「ん〜…じやー、とりあえず委員長副委員長を決めるんだが誰か立候補とかいるか?」
スッ
勢いよく手を上げたのは
なんと隣の向井ケンジ
「俺やる♪」
…
この人が委員長
クラス皆びっくり
してるし…
「んーなら、副委員長ゎ…」
「あずさがやりたい
みたいです」
『はっ!?』
いつの間にかあたしの
手を持ってそお言う隣の
こいつはめっちゃ笑顔
しかも呼びすて…
『いや〜…わたしそおぃうのやったことなかったりして…』
「ならいい機会じゃんよ♪大丈夫、俺と一緒だから☆楽しいぜ副委員長」
どっからその自信が
沸いてくるんだこいつ…
「ならそこ2人、
今日終わったら
会議室に行っててくれな」
「は〜ぃ」
『…』
てことで、
掃除が終わると
未来は車通学のため
先に帰ると行って
バイバイをして
あたしは会議室に
向かった